ところ変われば?!

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納屋の話 その後

先日の納屋の動物たちのメモリアル式が昨日執り行われました。1時間くらいの式で、セラピストのような人が多くの時間を割いて話をしました。学校としてはこの事件によって子供の心に大きな悪い影響を与えてしまうことを一番心配したようです。『目をつむって、納屋の動物たちのことを心に描いて、そしてその動物の姿を心の中に取り込んでください。そして、その動物たちがあなたに大きな力を与えてくれるというイメージを描いてみてください。しばらく時間がかかるかもしれません。でも、そんな風に考えることができれば、あなたはもう、動物たちを失ったのではなく、動物たちと一緒に進んでいくんだと思うことができるはずです(といったことを、語ったように私には聞こえました)。

子供たちは、音楽の先生のピアノの伴奏に合わせて、平和を祈る2曲の歌を歌いました。その歌と主に、机の上に乗せられたキャンドルに、上級生たちが一人ずつ火をともしていきました。
みんなの心に届く、響く歌声でした。

その後、動物や納屋から何か学んだと思う人は?いう校長先生の問いに、全員の子供たちが手をあげました。「動物や納屋について、何かみんなに伝えたい人は?」という校長先生の問いには、続々と子供たちが手を挙げて、みんなの前で楽しかった時のいろんな思い出を話しました。
中でも、去年の卒業生(中学1年生)の女の子が前に立ち、『この学校における納屋の存在はとても大きい。私たちにとって、納屋の動物たちはとても重要な意味がありました。』といった意味の言葉を、とてもはっきりと話しました。
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一人の女の子は、ティッシュボックスの上に三角の屋根をつけて、納屋の形にして、近所中を回り、100ドル以上の寄付を集めたそうです。
自分のお小遣いからほとんどの子供たちが寄付を投じたそうです。

校長先生が最後に「もう一度学校に納屋がほしいと思う人?」と尋ねたところ、全員が手をあげました。

子ザル君が平和の歌を歌っている姿を眺めたとき、彼はいい学校に行っているな…と感じました。
泣いているこどもはほとんどいませんでした。そして、新しく前向きに次の行動に向けて進んでいこうとする大きな力が働いていることを感じさせられた、よい式だったと思います。
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事件としては起こってほしくない事件でしたが、この事件のおかげで、さらに子供にとって納屋や動物たちへの思いが強くなったのだろうと思います。

このブログをよんで、少しでも学校の納屋再建にお手伝いいただける方は、下記サイトからお願いします!
http://raiseourbarn.org/ (日本からでも大丈夫です!)


 
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by tinbraun2 | 2015-01-10 07:21 | せいかつ

学校の納屋

以前の記事で、子ザル君の学校を紹介したことがありました。実はこの学校のいいところはいろいろあると思うのですけど、その中でも、納屋があって、ヤギがいて鶏がいて、子供たちは毎日のようにそのヤギたちにリサイクルの野菜などをあげにいったり、鶏たちが産んだ卵を発見して宝石のようにその卵を取り上げたり。そんな動物たちとの交流の中で、子供たちが動物を世話することの大変さや、動物を世話をすることの責任や、自分よりも小さい動物たちを思いやったり可愛がったりする心を養う機会を持つことができるということがとても大切で貴重な経験だったと思います。
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年末の学校に子供たちが誰もいない12月27日、実はその納屋が炎に包まれました。
幸いにして、すぐ隣に建っている小学校の建物には燃え移りませんでしたが。
たまたまそのニュースがフェイスブックを通して伝わってきたのは27日の9時か10時ごろだったでしょうか。。
夜の8時ごろ、納屋が燃えているのにきづいた人が、中にまだ動物たちがいることをしって何とか救おうとしたのですが、その時には火が強すぎてもうどうにもならない状態だったということです。
その後の調べでは、動物たちの水などが凍ってしまわないためにヒートランプを入れていたのですが、それが火事の原因ではなかったかといわれています。

このニュースはアッという間に多くの人々に知れ、様々な人々に衝撃を与えました。
私も27日にこの納屋が燃えさかる炎に包まれている様子をインターネットのニュースで見たときはかなりのショックを受けました。
翌日子ザル君にこの話を伝えると、意外に「えーかわいそう。」程度の反応で、それ以上の心の打撃は受けているようには見えず、まだ7歳の子供には死というのもがリアルに受け止められないのかもしれないなと、ある意味ほっとしたのでしたが。
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1月5日にこちらの学校はスタートします。小学校のすぐお隣にあった納屋が全くなにもない状態を初めてみるときには、やはりなんともいえない気分になりそうです。
子ザル君には5日に突然そんな状態を明らかにするのも…ということで、先に学校の現場を見に行きました。
今まで納屋のあったところで、ブルドーザーが最後の片づけをしていました。まだいぶりくさいにおいも立ち込めていました。やっぱりそんな状況を目にすると、子ザル君もちょっとショックだった様子でした。

8日はこの動物たちのお葬式を執り行うということを学校はきめました。
そして、たくさんの人々の応援と支援を受けて、再び同じ場所に納屋を再建することも決まっています。
実は今学校に行っている子供たちだけでなく、すでに卒業した子供たちやその両親からもたくさんの声が寄せられているそうです。
学校の動物たちと子供たちとの関係は、子供たちがたとえその学校を去ってもずっと続いていて、心の深いところでつながっているんですね。
子ザル君も、自分の中のお小遣いから、納屋再建への費用を出すといい封筒にお金を入れて準備しています。学校に動物がいるということは、こういう心を育てることなんですね。

http://www.kbzk.com/news/middle-creek-montessori-school-barn-fire/
http://www.kbzk.com/news/heat-lamp-suspected-cause-of-middle-creek-barn-fire/
http://www.bozemandailychronicle.com/news/education/after-fire-montessori-school-to-raise-a-new-barn/article_66160abc-920d-11e4-bece-df978952402a.html?mode=jqm_gal
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by tinbraun2 | 2015-01-05 12:53 | せいかつ

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