ところ変われば?!

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噛みつくものたち

最南端の地から少々北上し、エバーグレーズ国立公園へとやってきました。
空港からキーウエストへ向かう途中で、すでに通過した地域ですが、
車から見える左右の景色は延々と続く深い緑の木々。
タコノキやマングローブの林がつらなります。
道路わき何十キロすべてがエバーグレーズ国立公園。

道路わきを流れる大きな人工水路が周囲のフロリダ野菜畑の水の供給源でもあり、エバーグレーズの自然を大きく変化させる大問題の水路でもあったりするのですが、公園では保全のために水路にエンジンつきのボートなどを入れることができないために、公園の外のこの水路を使って水上ボートからの景色を見せる公園外でのツアーのほうがむしろさかんだったりするようです。

道路わきに通常どこにでもついている潅水路は、日本でみるパイプの数十倍の大きさです。大きな台風がきたらこんな潅水路でもきかずに道路に水があふれてしまうのでしょうけれど。
巨大なコンクリートのパイプの出入り口周辺の水溜りがもうすでにひとつの小さな湿地帯のようになっていて、水鳥たちがえさをついばむ姿が見られます。

さて公園の中に入り、車を駐車すると湿地帯の上をを行く木道があります。
このトレイルは公園の中の湿地帯の一部をぐるっと歩くことができるようになっているのですが、私たちはせっかくならゆっくり水鳥たちを観察しようと、望遠鏡や双眼鏡などを片手に歩きました。

もちろんこの双眼鏡や望遠鏡はとっても役にはたったのですが、思いのほかに水鳥たちとの距離は近くて、
肉眼でもいろんな鳥たちをみることができました。サギの仲間、トキのなかま、絶滅に瀕しているというコウノトリの仲間…。

そして水鳥たちの楽園といわれるエバーグレーズですが、水鳥以上に強く感じたのは
『噛み付くものたちの楽園』ということ。静かに水鳥たちが浮かぶ湿地帯ですが、水の中を覗き込めばぞっとします。

スパイクガーといわれる、鋭い歯をいっぱいもつ魚が群れを成して泳ぎ、
ピラニアの仲間の魚たちもいっぱい泳いでいます。
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ふとみるとワニが悠々と泳いでいるし
亀かと思えばあそこを泳ぐのはすっぽんではありませんか。
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なんだこりゃ!
落ちたらひとたまりもないじゃん!!

いったいこんな噛みつくものたちがうようよしている場所で、よくも食われずうまく水鳥たちもやっていけているものだというのが驚きでありました。

トレイルのもっと先にいくと繁殖場なのか、寝室なのか、ワニが陸にあがって背中をあたためつつ群れて寝ている場所があったのですが、そのワニとの距離のなんとちかいこと。
この場所で2時間近く過ごしつつ、ワニの行動を観察したり、その間にえさをついばんだり水浴びしたりする水鳥を観察したりしたのですが、寝ているワニのすぐ脇をひょいひょいと何事もないようにあるく水鳥たちが、いつ突然がばっと食われないものかと思う心配は、杞憂となっておわったのでした。
水鳥も、ワニがこういうときには食事をすることがないというのをしっているのでしょうかね?
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水鳥たちが悠々と足をつけているその水の中にはずらり鋭い歯をもった噛み付くものたちが大量にすんでいて、いつも口をあけて待っている可能性のある場所というのがエバーグレーズの強い印象。
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ちなみに公園の外のキャナルはもちろん、道路わきの潅水路にもワニたちが棲み、人がランニング中に襲われたりといった事故も毎年のことだそうです。

日本ではペットとしてかわれていたカミツキガメやワニやガーが田んぼの用水路などで見つかって事件になったりしていますが、これが普通に一緒にくらしているのがフロリダなのであります。

反対にこの噛み付くものたち…ワニの牧場ではワニを養殖して、その肉を販売しているという話。
わたしも興味半分、ものはためしにこのワニ肉のから揚げをたべてみましたが、思いのほかにあっさりとした味で鳥ムネ肉のような、淡白な魚のようなものでありました。
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やはり噛み付くものを食ってしまう人間が一番恐ろしい動物なのか?
養殖までするくらいなんだからこのワニ肉、意外に需要が高いのかも。
ウエッブサイトによると、養殖の鶏に比べたらはるかに体によいそうで…。
みなさんもものはためしにいかがでしょうか?

*写真は後日添付します。おたのしみに?
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by tinbraun2 | 2010-06-23 20:46 | 旅行

アメリカ最南端の地 

ばたばたといろんなことがあって、ブログを更新するのが遅くなっている間に、最近のアメリカのニュースはメキシコ湾岸のオイルの事故の話でもちきり。
よく考えたら,かつてみたフロリダの海はもう今は失われてしまっているのだなあと思うと、レポートをするのもちょっと悲しい気分になります。

おまけに最近なんだかおかしなほどに雨が続くこのモンタナ。乾燥するこの地域で雨が多いのはとてもありがたいのですけど。おまけに雪ではなくて雨というのが。庭の植物もやっとまともに芽を出し始めています。反対に雑草の伸びるのもものすごく速くて、晴れを探しての庭仕事は、芝の草刈りと雑草取りに追われます。

さらにはここ数年間忙しくて手つかずだった納屋の壁が、長年の風雨で腐れて落ちる様子だったのですが、最近夫のお父さんが来て、息子のベビーシッターのほかにも納屋の修理までしてくれていて、私もそのお手伝い(ほどにもならないけど)をする毎日。

そんなこんなで、2か月まえのブログを更新するのもどうかと思いつつ、フロリダのお話を書くことにいたします。

ーーーーー

さて、先日のシアトルから飛行機にて、フロリダという場所へやってきました。
フロリダ半島といってもそこはアメリカ、広うござんす。
数日すごすことになるこのフロリダ、めったに来る場所でもないのでと、まずは最南端の地、かのヘミングウエイが愛したというキーウエストへを目指したのでした。
キーウエストからメキシコがもうすぐ。スーパーマーケットにならぶコーラの類も、なんだかアメリカの雰囲気とは異なるものが並んでいます。
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一番ボーズマンと違うのはこれ。
スーパーに入ったとたんに並ぶ傘の販売コーナー。
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モンタナは乾燥していることもあって、傘を売っている場所を見つけるほうが難しい気がします。
さすが雨季と乾季のある湿度の高いフロリダ。傘が必需品なようです。
そういう意味では日本人にはなじみやすい湿度。まだいったころは雨季への切り替わりの少し前の時期で、さほど蒸し暑いとは思いませんでしたが、暑いのは暑かった。

さらにおもしろいのはあちこちで鶏が普通に歩いていること。スーパーでも鶏の親子が闊歩しておりました。とまったホテルでも早朝から鶏が時の声を上げていて、やはりそういうイメージを持つ人が多いのか、キーウエストの土産ものやではガラスなどでつくられた鶏の置物がずいぶんたくさん売られておりました。
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さて、キーウエストといえばみなさんどんなイメージをお持ちでしょう?

正直私はヘミングウエイの『老人と海』のカジキのイメージしかなかったのですが、思いの他にキーウエストはもっともっと観光地化されていて、私のイメージの海辺の(老人がひとり小屋に住む、少し貧乏な雰囲気の浜辺の)イメージからはほど遠い場所でありました。

カジキなど、マグロ関係の食事もありますが、こちらではコンク貝(英語ではコンチ)をきざんであげたコンチのフリッターが有名だとのこと。せっかくなのでこれを食べてみたのですが、これがなかなかスパイシーでおいしかったです。
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ただ、コンチという貝はてのひらにのらないほどの大きい貝らしいのですが、フリッターの一体どこに入っているのか探さないとわからないほどの小ささで、ちょっと大阪のしょぼいたこ焼きのイメージをいだいたのでした。(店員さんによれば、ミンチ状に刻んであるけどほんとはいっぱいはいってるとのこと)

さらにはキーウエストといえばキーライムパイが有名です。キーライムというこの周辺でとれるライムよりも少し小ぶりの果実をたくさん絞って作られたケーキは、甘み以上に酸味の感じられるケーキで、この酸味がなんとも不思議な感じなのでした。とりあえず名物はやはり食べておかねばと入ってみたものの、キーライムパイのお店では、前述のコンチ他の食事でおなかがいっぱいでケーキを食べる気分になれず、とらあえず外観だけを写真に撮ってまいりました。
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さて、そのほかキーウエストといえばヘミングウエイハウスが観光ポイントのひとつなのでしょうけれど、一番の問題はこの地域の駐車場でありまして、基本的に観光がメインの地域であるにもかかわらず駐車場を付帯している施設はほとんどなく、だいたいにおいて公共の駐車場に停めないといけないのですけど、これがまた無料ではなく、最初の30分からもお金を取るシステム。混雑していれば少し遠いところに停めなくてはいけなくて、さらにはそこから歩く必要があって。。ということで、余分なお金がいるというのがキーウエストのとても悪いところ。
ヘミングウエイハウスは混んでいて、近隣の駐車スペースを見つけられなかったうえ、老人と海のイメージとは程遠い、ヨーロッパ的な結構な邸宅をみて、もうみなくてもいいか…という気持ちになったのでした。

すぐ近くにある灯台博物館は、たまたま駐車場もあって空いていたのでここに車をとめました。灯台からはフロリダキーズの景色を一望できるうえ、隣のヘミングウエイハウスの混み具合もさらに再確認できたのでした。庭の大きな樹木の木陰でのんびり涼むこともできてよい場所でありました。

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初日のキーウエストはそんな感じ。

2日目はサザンモストポイントで、普通に普通の観光客同様記念写真を撮影した他には、そのすぐ近くにある、バタフライガーデンにいってきました。

ここは小さい場所ながら、モルフォチョウなどの大型の蝶、色とりどりの蝶たちがすぐ目の前をひらひらと舞うのをみて、温室の暑さをわすれ、ずいぶん時間を過ごしました。
キーウエストでナンバーワンの人気スポットと広告宣伝するだけあって、なかなか楽しい施設でありました。特に施設の片隅で蝶がちょうどさなぎから羽化して羽を伸ばしている姿がガラス越しにみえて、コザルクンは飛んでいる蝶以上に興味をそそられて、ガラス窓をなんどもなんども眺めておりました。
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もしもみなさんがキーウエストにいくなら、このバタフライガーデンはお勧めです。
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さて、2か月遅れのこのフロリダ紀行、次はもう少し北上してフロリダの湿原をお伝えします。
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by tinbraun2 | 2010-06-07 18:25 | 旅行

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
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