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ところ変われば?!

アメリカ人のテーブルマナー

今回このブログを書くにあたって、同じタイトルでグーグル検索したら、意外と書いてる人が多いことに気づきました。なので私が書くことは新しい発見ではないのだけど、やっぱり書いておこうっと。

…というのも、結婚してから数年たつ夫と、食事の席につくと、いろんな作法が目についてしょうがないことがあり、最初はいちいち気になってちょっと言ってみたりしていたけど、彼からはそんなことは聞いたことがないと一蹴される始末。それで言っていらつくのであれば見ぬがよいとのことになり、あまり見ないようにしている。
「聞いたことがない」ということのひとつが「三角たべ」。
夫は皿の上にのっているものがたとえば5種類あるとすれば、そのうちの1種類を完全にたべてしまっていくような食べ方をする。隣にごはん茶碗があってもそれはおなじ。こちらがおかずとおもって出したものでも、先に食べてしまってごはんのみが残るようなことも。
それをみるとなんとも気持ち悪く、「小学校の給食の時間でも栄養のバランスを考えて、少しずつバランスよくとって食べることを教えるものだ」というと、自分が日本にいたときにそんなことをいった人はなかったとか。それを友人にいうと、私もそのように教わったというのが大半なので、私の記憶違いではけしてないのだけど。。

挙げればきりがないので、他のものは割愛することにして、もうひとつが、テーブルの上に左手を出さないという事実。結婚してちょっとのころ、これも気になっていったらば『アメリカではそれは無礼ということになっている。むしろ左手をテーブルに出すのはよくないといわれてきた記憶がある』との話。息子が生まれて
時々気になるマナーを指摘している私としては、私の指摘が夫のマナーと違うのは気になるところで、昨日この話を(夫はかつてこの話をしたことを覚えてはいなかったようだけど)蒸し返すことになった。

そこで夫が私に「日本で両手を机の上にだすようにというのはヨーロッパ式だろう」というので、イギリスなどヨーロッパでは机の下に手をおくと、短刀などを隠しているかもしれないと疑われたというところから、両手を机の上にだすようになったとの話を聞いているが、日本もそれは同じ考え方で、日本でも盆の上に両手は見せておくのだ、ヨーロッパから伝わったマナーではない。(それに日本は汁椀や茶碗を持つときにかならず両手を添えるというマナーがあるのだし…)という話をした。
そこで夫は少し考えてインターネットで調査したところ、やはりアメリカでは左手は机にはおかないのがマナーで、両手を上に置くのはヨーロッパ式だと述べた。

そこで夫に「ヨーロッパが両手で、アジアが両手ということは(中国や韓国やインドなどの両手マナーについてはしらないけれど。。)アメリカだけが片手のアメリカン式ということじゃないのか?全世界的に両手マナーならば、片手式は勝手なアメリカンスタイルだ!という思いに至った。

そこでさらに思ったのは、アメリカという国自身移民の国で、みんなヨーロッパからの人々なのに、いったいどうして両手式が片手式に変わったのか?という疑問。
そこで祖国で迫害されたヨーロッパ人たちが自由を手に入れて、祖国に宣戦布告した際に、反意を示すためにわざと逆にしたのではないかという仮定。

実はこれを調べてみるためと、世界のテーブルマナー片手両手地図をみるために、インターネットが登場したのだけど(時間をかなり割いての調査じゃないけど)それをきちんと説明するものはなかった。

でも片手式がアメリカだけなんだったら、ほんとすごく不思議なことで、ぜったい食事の文化研究者などがなんらかの歴史的背景を調べていておかしくないはず!!…と思うけどよくわからない。。
だれか本とかでよんだことありませんか~??



by tinbraun2 | 2013-05-19 00:47 | 文化考

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
by tin2

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