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ところ変われば?!

日本の春と赤さかな

いつも3月末には戻ることの多かった日本だけど、今年は4月までいることで、桜の開花を見ることができた。
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桜の開花だけでなく、道端の草も、タネツケバナやオオイヌノフグリくらいしかみられなかったのを、庭の白梅と紅梅が一気に膨らむと同時に山茱萸も黄色の鮮やかさをまして、ああきれいな庭だなあ…と思っていたらば近所で沈丁花が香りはじめ、レンギョウが咲き始めた。そして一気に先週の暖かさとともに、桜がドバっと咲いて、今はもう庭の梅はほぼ散って、山茱萸も色がわるくなり、と思うと、近所ではハナニラが今は盛りを迎えて、ムラサキケマンもきれいに咲き始めている。
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日本の春はモンタナと違って、少しずつやってくるイメージだったけど、今年は寒いのが続いたせいか、なんだかモンタナの春のようにドバっときた感じ。
今日の雨が昨日満開だった桜も散らせるか…?
なんだか日本の春の景色が久しぶりだったので、桜が散るのが人一倍惜しい気分がする。
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先日のお寺では庭の一画にショウジョウバカマがあいらしい花をつけていた。
昨日は今はもう空き地となっている場所で、かつて家の庭の花として植わっていたのだろう、ラッパズイセンが雑草のはびこる中で勢いのよいオレンジと黄色の派手な顔をこちらに向け、その横にはバイモがいっぱい蔓を利用してお互いを支えあい、負けじと背比べをしていた。
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そんな季節が移ろい行く中で、近所の大学生の卒業式があって多くの袴姿が見られたかと思えば、つい先日は同じ大学に、新入生が入ったのがなぜだかわかる、新しさとにぎわいがみられた。
子ザル君が通っているプールのお友達も、幼稚園の入園時期を迎えた。その新しい変化への親も子も持つドキドキ、期待、不安…これってほんとに春ならではの日本の景色だなあ。

アメリカにはランドセルもなければ制服もないところがほとんどだし、おまけに秋が入学式。
最近大学が、秋入学を考えているようだけど、やっぱり春は卒業と入学、別れと出逢いの季節…というのが日本の文化イメージな気がする。サクラと緊張した新入生たち…の景色。

子ザル君もホントは今年からぴっかぴっかの幼稚園生のはずだけど、そうじゃないのはなんだか少しさみしい気がするのは、私がそんなイメージを刷新できない旧体制の頭だから?!

とりあえず子ザル君も、ずっと日本で通っているプールでは、両親と一緒にスイミングを習うコースにはもう入れてもらえず、この4月から一人で先生にならう幼児コース、つまりちょっぴり大人の仲間入り。
最初は級がないのだけれど、進級すると「あかさかな」さんになるときいて、金魚のようなかわいい魚を想像していたらば、先日進級したらばそれはカジキマグロだったのです。
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イメージもいろいろ…。
春もそれぞれの春か…?!



by tinbraun2 | 2012-04-13 19:17 | しぜん

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
by tin2

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