ところ変われば?!

大学コース

先週1週間(というか、実際は月曜から金曜日までの5日間)、大学のコースをとってきました。
今までなんどかインターネットでの授業はとったことがあるのですが、実際に先生が目の前で話し、ほかの生徒の顔も見えてのクラスは初めてです。
今までも受講を考えたことはあったのですが、自分の英語の能力に対しての不安と、先生の授業がすべて英語であること、宿題やテストがすべて英語であることなどに対しての不安などから、一度も申し込みしたことがありませんでした。

最近の自分は、以前よりは耳に慣れてきて英語が少し聞き取りやすくなってきたこと、夏の1週間だけの集中短期コースであること、かねてから自分が知りたいと思っていた北米ロッキーの植物がテーマで、自分もある程度は知識があることなどから、えいやっとチャレンジしてみることにしました。

このクラスは基本的に大学を卒業した人を対象としたクラス…つまり、マスタースコース。
いってみて、自己紹介をしてみたらば、私以外はすべて小学生から中学生まで、いろんな生徒を持っている先生たちでした。

こちらの先生は日本と違って、長い夏休みがありますが、その夏休みは完全にバケーションというわけではなくて、先生も授業を受けているのです。
聞いてみれば、請求される年(何年毎に)と単位数は州によっても違いますが、先生は常に自分のスキルを保ち続けるだけでなくて、スキルアップしていくことが求められているのです。

とりあえずまわりは理科に関する先生。人によっては物理の先生だったり化学の先生だったり…あまり植物のことはしりません…なんて自己紹介をしている人もずいぶんいたのですが、私に比較すればすべての人がネイティブでもあるし、どんどんおいて行かれている気分は必至。

クラスの先生は、私がネイティブではないことなどを考慮してのことと思いますが、ほかの生徒よりも多めにたくさんの時間付き合ってもらえました。

クラスの中身は実に細かい植物の器官とその名前を覚えていくことからはじまりました。
短期集中クラスですので、後半はできるだけ植物の分類をするトレーニングをするために、前半は結構なスピードで植物の器官についての授業が進みます。

植物は4つの部分からなり、それはおしべ、めしべ、がく、花弁…などといったもの。
日本語にすればしってるけど、英語はわからん…といったものもたくさんあります。たとえば裸子植物と被子植物に分かれるということばを英語で言われるとなんだそれ??といったラテン語のような言葉になります。

これを最初の2日で頭へ叩き込みます。

初日はこの言葉の洪水に埋もれて、頭がぼーっとしてしまいました。

とりあえず植物を分類していくのに、これらの言葉がキーになる本があり、本を見る際にそれらの言葉の意味がわからないと、全く先に進むことができないのです。

周囲の人々はもともとその言葉を知っている人もいて、どう考えても私より先にいっている様子です。
たとえばStamen(おしべ)Sepal(ガク)という言葉を私の頭の中に記憶して覚えているのですが、その言葉を耳で聞くと、一瞬どちらの言葉が発音されたのか、どちらの言葉がどちらだったのかを混同してしまいます。

人間の記憶というのはどういうしくみになっているのかわかりませんが、おなじエスで発音される言葉を紙に図を書けば確実にまちがわないのに、耳できくときには注意深く考えないとわからないのです。たぶんこれは自分の頭が日本語に変換してから考えているからなのでしょうけれど。。

とりあえず家にもどったら必死で復習の日々が続きましたが、人間の頭は何回も反復して聞くと大分頭に入るようです。
たとえばdioecious(雌蕊だけの植物雄蕊だけの植物が2種類ある植物のこと)なんてラテン語も、だんだん忘れずにいえるようになってくるから不思議。
ただ、私の頭は限界容量があるようで、それらの言葉が頭にはいったかと思えば、1週間前にはスラリとでてきた植物の名前も全然出てこなくなる始末…(笑)。

とりあえずなんとかかんとか最後のテストまでこぎつけたのでした。
後半の3日間は幸いの良いお天気の中、1日中植物に囲まれ、1日中植物の同定をする作業。
テストも植物の種や科が出題されました。

自分としては、なんとか頑張れてよかったという思い。
さて、判定はAプラスかAかBでなければ落第ですが、たぶんなんとかBくらいはもらえたのでは???(ハハ…これで落ちてたら情けないなあ。。)

でも、先生ばかりのクラスの中で、ひとりノンネイティブでまあなんとか頑張ったのではなかろうか?と自分で自分をほめることにしたのでした。

なんといっても、植物好きの友人ができたことや、先生に知り合えたことも大きな収穫だと思うのでした。
[PR]



by tinbraun2 | 2011-06-28 10:43 | 文化考

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
by tin2
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

フォロー中のブログ

最新のトラックバック

思い出のクリスマス
from Anything Story

検索

ファン

ブログジャンル