ところ変われば?!

野生の美

昨日までお客さまと一緒にイエローストーンを巡ってきました。
前回のブログからさしてたっていませんが、北の秋は早くやってきます。
もうあのころが盛りだったアスペンも次第に白い樹皮が目立つようになり、
道は乾燥してかさかさと音を立てる枯葉に埋もれています。もう晩秋です。
山の上もつい先日降ったばかりの雪が新しくひかり、空気も少し適当な湿り気を帯びているようです。

そんな中、野生動物たちはこれからの厳しい冬に向かい、
今食べられるだけの食料を体の栄養に変えるために必死の作業中です。

まだ若くて体力のあまっているオスのエルク以外は、みんな必死で草を食んでいます。
途中見かけたグリズリーも、多分冬眠にそなえているのでしょう、1日中ほぼ同じあたりを、強く鋭いつめで掻いて球根を掘り起こしては食べる作業を繰り返していました。
たまたま見つけたジリスかなにかを、大急ぎで手で押さえて口にする姿も。
なんだか大慌てプラス大喜びな様子で、可愛らしく感じました。
いえ、もちろん遠めだからこんな余裕をもってみていられるのでありますけれども。

1日の最後には、ビッグホーンシープの群れがちょうど岩場の上に座っている姿にも出会いました。
彼らはこれからが繁殖期。
10月終わりから11月のはじめごろ、厳しく冷たい空気のなか、あの大きなツノを遠くからものすごい勢いで走ってはぶつかりあって音を立てる、激しい戦いの音が響き渡るようになります。
d0122331_226382.jpg

戦の前の静けさとでもいいますか。
すでにオスはメスと子どもの群れの中にいて、一緒にすごしているようです。
(写真にオスはいませんが。)

岩場の天辺に座るビッグホーンの姿は、なんだか晩秋の寂しさを彷彿とさせます。
無駄のない野生動物の姿は、シルエットで見てもかっこいいですね。
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by tinbraun2 | 2010-10-12 02:35 | しごと

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
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