ところ変われば?!

大陸横断鉄道

先日グレーシャーにいってきました。
今年は雨が多くて寒い日が多かったのですが、グレーシャーにいったころから突如
暑い夏らしい日日がやってきました。
おかげでいっぱいもっていった寒さ対策の服はすべて無用で。

グレーシャー国立公園は今年100周年ということもあってか、ずいぶん多くの人で混雑していました。
もしグレーシャーを目的にするならばグレーシャーインターナショナルエアポートという空港が、カリスペルという町にあり、その町から公園西口までなら車で30分程度の距離です。

さて、その空港のあるカリスペルという町から北に車でこれまた30分程度の距離にはホワイトフィッシュという町があり、これは大陸横断鉄道アムトラックの発着駅として多くの人々が行きかっています。
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たまたまホワイトフィッシュへと立ち寄ったので、コザル君が乗り物好きでもあるし、たまたま1日に2回程度しかこない鉄道の発着時間も近かったので、ホワイトフィッシュ駅にて電車がくるのを待ったのでした。

実際我が家の近くにも鉄道が走り、夜になるとその汽笛が毎日のようによく聞こえるのですが、この鉄道は貨物列車しか通らず、アムトラックは通過しません。
なんだか鉄道があるのに貨物しか運ばないのはもったいない気がするのですが、かつてイエローストーンが国立公園になった頃には人も運んでいた鉄道は、むしろ廃線の方向へ向かい、今では完全な車社会になっています。

…話が横道にそれましたが。
私たちがホワイトフィッシュ駅に立ち寄ったのはちょうど夕暮れ時(といっても8時ですけど)で、グレーシャーをみて帰るのか、はたまたモンタナの田舎から都会のシアトルなどへと遊びに行くバカンスか、多くの人々が枕を持参で、駅でアムトラックのやってくるのをまっていました。
そのときちょうど貨物列車もホワイトフィッシュ駅手前でとまっていたのですが、この貨物列車がアムトラックがくるよりも先に行くことになっていたようで、電車をみるならばずいぶんラッキーなことに、貨物列車の通り過ぎるのもみることができたのでした。
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この貨物列車の長いことといったら!
いったいどこまで続くのやら…というほどの長さで、最初からカウントしておけばよかったのでしょうけれど、とりあえず通り過ぎてしまうまでに10分ほどはかかったような気がします。
写真のように、貨物のほとんどはHYUNDAIでした。中に一台ずつ車が入っているわけでもあるまいとおもいつつ…。こういう貨物をみると、貨物を運ばせている国の力を見るような気がします。アメリカの貨物列車に日本の荷物が積まれているのをあまりみたことがないのは日本の今のアメリカの位置を反映してのことでしょうか?
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かつてこの貨物列車だけでなく、アムトラック自身も国鉄だったそうなのですが、車社会を反映して、大赤字で鉄道がたちいかなくなったため、アムトラックは国から民間にかわり、貨物専用のBNSFだけがまだ国鉄として動きつつ、鉄道線路を共用しているということであります。

さて、貨物列車のながーい貨車が通過したあと、遅れにおくれてアムトラックがやってきました。
予定の時間よりすでに20分は遅れています。
新幹線の音もない、スムーズな発着とはかけ離れた、重さと大きさと高さ、音と威圧感が大陸的な印象を与えます。その威圧感におもわず体をのけぞらせてしまいました。
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日本にも2階建て式車両はあるけど、こんなに高い印象がありません。

さて、もうひとつ面白かったのが、車両の中の一つに荷物専用の車両があるということ。
手続きとしては飛行機の搭乗の際と同じように、大きな荷物は乗る前に預けてしまうのだそうです。
その荷物をちょうど2人の人間で積み込んでいましたが、荷物を運ぶ車は馬車の荷台のようであり、レトロな情緒たっぷりでした。
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さて、荷物も人も積み込まれ、ホワイトフィッシュ駅を車両はついに離れていきました。
20分以上は停車していたでしょうか。
すでに夕日もほぼ終わり、夜のとばりが降り始めていました。

こんな様子をみると、なんだかアムトラックにのって旅をしてみたい気分にかられました。
新幹線のようなスマートさのない、どこか鈍重なアムトラックが、余計にそんな気分にさせるのではなかろうかと思うのです。

鉄道ファンの人はぜひ、いかがでしょうか??
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by tinbraun2 | 2010-07-31 07:50 | せいかつ

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
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