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ところ変われば?!

バーモント州編(ターシャーチューダーの庭)

あわただしいNYの1日をあとにして、土砂降りの雨の中、ボストンにむけて出発しました。旅の目玉のターシャーの庭にむかうというのに、朝からものすごい雨で、NYの名物、すぐにこわれる黒い折りたたみジャンプ傘を買う羽目に。その上道路は水がはけずに、洪水状態、道路もずいぶんのろのろで、バスの中では全員が眠っていました。
とりあえず、ボストンのほうはあまり降っていないということで、雨のあがるのを期待して向かいました。

確かにボストンに近づくにつれて、小雨になり、ずいぶんほっとしましたが、お昼ご飯の予定だったワイナリー到着時間は1時間も遅れました。
ターシャの庭は15時からの予定だったので、お昼の時間から余裕を見ておいて本当によかった感じです。

ワイナリーは本当にニューハンプシャーの田舎にあり、ワインといっても、ブドウではなく、いろんなべりーのワインです。
バーモント州編(ターシャーチューダーの庭)_d0122331_13475729.jpg

すべての種類のテイスティングができて、お酒のお供に、スモークチーズやシカのソーセージなどもいただきました。
これがなかなか美味!!ワイナリーの近くの場所でつくっているそうです。
ちなみにワイナリー自体が、なかなかよい雰囲気の場所でした。この周辺は、なんとなくイギリスの田園地帯の様相を呈しています。
バーモント州編(ターシャーチューダーの庭)_d0122331_13494228.jpg


お客様は、お酒に弱いかたが多かったうえ、次のターシャを控えていたので、ほとんどテイスティングされず…。ワイナリーのかたは少々残念そうな面持ちでした。

さて、今回の目玉のターシャの庭にやってきました。
なんと、この庭、実際に行く1週間前に極秘情報として、はじめてどこの道をどういくか(それも地図ではなく文字で)教えてもらえたという、秘密の場所です。

バスはさらに山の深いところへと入っていきました。すると、一人の女性が傘をもって立っていました。
『とまりなさい』という雰囲気だったので、ストップすると、その人はお出迎えにこられていたターシャーの娘さんでした。そのまま彼女がバスに乗り込み、道案内をしてくれました。

小さな木造のコテージの前庭にバスをつけており、その中にはいると、ターシャの息子、セスの息子さんが庭を案内するためにまっていてくれました。 奥さんのエイミーさんもにこやかにお出迎えです。
あいにくの天気ですが、、、といいながら、私たちはあとをついて、ターシャの庭をぐるっとめぐりました。 セスがお母さんのために立てたというターシャのすむ木造の家があり、その前庭は石垣が詰まれ、盛夏ということもあり、花は少なめでしたが、ターシャ自慢の、ホリホックが美しい色で咲いていました。彼女は草花だけでなく、樹木も植えたとのことでしたが、その樹木もこの何年かでずいぶん大きくなり、彼女の庭は庭というよりも、森でした。
前庭から階段をおりて森の奥へとすすむとスイレンが咲く小さい池があり、さらに進むと彼女の大切にしている鶏たちがいる納屋へと出ます。
草丈はすべてずいぶん高くなっていて、本当に森の中の秘密の園といった様子でした。
お客様たちは、とりあえずターシャにはあえませんでしたが、NHKの番組に出てきた多くの親族に会えただけで大興奮といった様子。みんな一緒に記念撮影をしてご満悦のご様子でした。
雨も少しぱらついた程度で、なんとか無事に庭めぐりができ、こちらとしてもほっとしたのでした。(あ、ちなみに庭の写真がないのは、庭での撮影がすべて禁止されているからです。けして私の怠慢ではありません。あしからず…。)
バーモント州編(ターシャーチューダーの庭)_d0122331_1432073.jpg




by tinbraun2 | 2007-08-01 14:06 | しごと

自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
by tin2

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