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自然度たっぷりのアメリカモンタナの大地で起こるいろんな発見をお伝えしていきます
by tinbraun2
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毛糸ってどこから来てる?
先日の農業祭りの話でちらりとふれたアルパカですが、まず初めてしったことは『フリース』という言葉はもともと動物の毛を刈り取ったものが元来の意味であるということ。
で、ある日突然夫からのメールで「アルパカのフリースかいませんか?」というのが来たときは、アルパカ毛糸で作られたフリースかと思ったのですが、実際フリースというのはそういう意味だったのです。
きっと、暖かいから、フリースが今の衣類に単語として用いられるようになったのでしょうね。

さて、そんなことからアルパカのフリースを1頭分購入することになったのですが、その後このフリースをいかにするか?という話から、調べてみたところ、我が家からさして遠くない場所にわずかなフリースからでも依頼をうけて毛糸を作る工場があることが判明したのでした。

工場の女主人にアルパカフリースをみせたところ「毛足も長いしいい毛糸ができますよ」とのこと。
せっかくなので、毛糸ができる行程を見学させてもらったのでした。
いったいどれだけの人が、動物の毛から毛糸ができる場所を見る機会があるでしょう。

①まず毛をあらう 
レモンジュースのような自然素材で毛を洗います。写真のようなかごの中にいれてしばらく洗ったのち、かごをあげて水を切ります。

洗った毛糸はしばらく置いて自然乾燥されます

洗った毛から毛糸をくしけずりだす機械にかけます

いったいどうしたらこういう状態になるのかわからないですが、とりあえず毛糸の元が出来上がります。

毛糸のもとから撚糸を作りだしていきます。
この際に毛糸の太さなどは機械により調節します。ここで、4本どりにするか、3本どりにするかなどを設定します。私は毛糸から作品を作り出す母の希望にそって、4本どりの細手の毛糸を依頼しました。


最後にそれを毛糸の玉として仕上げていきます。毛糸はまっすぐでなくよじって1つの玉にするので、この機械でそのよじりをかけて最後の仕上げとなります。


…と、これだけみれば大体想像できるようなできないような。。
向こうも忙しく働いている中での見学でしたので、あまりたくさん質問もできず、細かい部分の写真もとれず、
私自身もはっきりこの行程を理解できたわけでもないのですけれど、、。

とりあえず何回かの行程をへて毛糸だまができていくことだけはわかったのです。

1等分のアルパカの毛から何玉くらいできるのか?ときけば1玉出来上がりが半パウンドくらいとすれば、10玉~12玉くらいはできるでしょうとのこと。
それを考えると、アルパカ1頭から子ザル君のセーターなら数着もできる数なのでした。

ほかの製品製造もあるので、わが家の毛糸は最低秋口まででいいですといって預けてきました。
また毛糸が出来上がってくれば、みなさんにおみせすることにいたします。
それまでどうぞお楽しみに!
# by tinbraun2 | 2012-05-19 13:37 | 文化考 | Trackback | Comments(0)
いかにもこれはモンタナらしく
先週の日曜日、農業のお祭りがありました。実は夫がアルパカ1頭分の毛皮を購入(これはまた別の話にて)したため、その毛皮を受け取るために、そこに出店しているお店のご主人に会いに出かけたのでした。そのお祭りは毎年この時期開催されているそうなのですが、行ったのは初めてだったのです。アルパカ店主は子供のためのPetting Zoo(小動物を触れるミニ動物園のようなもの)を開催しており、小さなウサギなどに子ザル君は大喜び…。
さて、私はとりあえずこのアルパカの毛皮を受け取るべく、店主をさがしたのですが、どこにもおられず、聞くと「予定になかったハプニングで、突然ヤギのお産がはじまって裏にとめているトレーラーでヤギの面倒を見てると。そりゃ大変だといっているところに、店主がもどってきて『1匹目が無事生まれた。こ2匹目がいる様子、ヤギの出産をみますか?』との話。子ザル君にとっては動物の出産シーンなど初めてのこと。思いがけないハプニングに大興奮。トレーラーの窓を覗き込み、静かにしてくださいといわれたことをほかに次々とやってくる人々に大声で伝えつつ(笑)延々1時間以上見つめたのでした。

2匹目の子ヤギは私たちが見つめること10分の程度ですぐに思いのほかにするりと産み落とされたのでしたが、
その後も親のヤギの後産の終わりきらない残りものが下がっているのを、まだ次の子ヤギが生まれるものだと思い込み、さらにずっと観察をつづけたために長丁場となったのでしたが。

さて、そんな長いヤギの出産シーンを見つめたのち、さあ思いのほかに長丁場になった、もうそろそろ帰ろうか…と思い隣のブースをみると何かしら人だかりが。。
みれば大きな乳牛。ジャージー牛のミルク絞りコーナーなのでした。

これはいかない法はないと、いって並んでみたらば、みんな乳しぼり体験ができるとか。毎日飲むミルクがこんな牛からくることも、近頃わかりにくくなりつつあるので、子ザル君にはよい経験になるであろうと列に並んでみれば、子ザル君はえらくまじめに牛のお乳を搾り、
「ミルクは暖かかった」というのが感想だったのでありました。大人も子供もみんな列を成し、牛のほうが人口より多いモンタナですら、乳搾りは意外にしたことがない人が多いのだなあと思ったのでした。

ではそろそろ本当に帰ろうかと、隣の建物にあったトイレに手を洗いにいくと、なんとまたその建物の横で人だかり。今度は何かと思えば、今私が購入したアルパカと同じように、羊の毛皮の毛刈りのデモンストレーション。アルパカの毛皮がどんな風に刈り取られたのか、子ザル君に見せるよいチャンスかと、これも結局立ち止まり、おしゃべりなおじいさんの話を交えつつの毛皮の刈り取りシーンを最後までみたのでした。

おじいさんによると、この毛皮の刈り取り道具だけでも1000ドルするとか。
羊はどうしてなのかおじいさんの片足を前足のあいだに入れ込むだけで前足後ろ足を突き出したような不自然な態勢にも関わらず動きを止めるのでした。
筋肉との関連なのか?!どうしてあの羊はあんなに動かないのか?!
とても不思議なことながら、おとなしい羊は次第に丸裸にされていったのでした。

さてさて、何をしているのか何も考えずにたちよったこのお祭り、思った以上に内容が濃くて、
今の日本人ではなかなか知りえないような事ばかりを体験できた、まさに田舎ならではお祭りだったのであります。

気が付けば4時間もこのお祭り会場で過ごしておりました。
疲れたけどなかなか充実の1日。
子ザル君の感想としては「あの羊はほんとにかわいそうだった」との話。
アメリカの羊は毛皮だけのために育てられることは少なく、毛皮を刈り取られると、肉やに買い取られるのが通常だそうで…。それを考えたらホントに人間ってやりたい放題、ひどいよねえ…と思うのであります。
# by tinbraun2 | 2012-05-02 12:48 | しぜん | Trackback | Comments(4)
体操クラス
モンタナに帰ってきました。いつもなら庭にまだまだ雪が残り、スキーの1つもまだできる季節ですが、すでに今我が家の庭には日本と同じラッパズイセンがさきはじめ、庭には全く雪の残らない状態です。
ありがたいような、恐ろしいような…。
子ザル君は日本のスイミングは残念ながら次のさかなに代わることなくアメリカに戻ってきてしまいましたが、このスイミングに入る前にやる体操が、ほかのこどもにとっては苦痛な様子なのにもかかわらず、子ザル君にとってはなんだか負けられないことの一つのような様子でいつも真剣なので、アメリカで体操のクラスを登録してみました。
いってみたらばまるでオリンピックの会場のように、ステージを4つにわけ、各所に先生が待機して、それぞれの場所でマット運動、平均台、吊り輪、鉄棒などを練習していきます。ステージのすべてはマットがトランポリン状になっていて、その際にどのように体のバランスを取るかといったこと、降りるときに体をどう使うかなどといった姿勢の練習をやっていますが、子供たちはものすごく楽しげで、かつ真剣です。


こざるくんも、いつもは「いきたくない、いかない」などと、家を出るときには必ず1度はいうことが多いのですが、体操だけは今のところ、行きたいもののようで、いそいそと出かけています。

まだまだトランポリンでも跳ぶたかさも慣れてきている子供に比べると低くこれからといったところですけれど、楽しげでかつ真剣なのはいいことです。


アメリカではこういうジムはけっこう各所にあるのですが、たまたま今行っている場所は西部地域で今年1位を冠した体操クラブだとか。
子ザル君は3歳から5歳までのクラス。時間が細かく切ってあって、1日中いろんな年代の子供たちがやってきます。
日本でこういう場所ってどれくらいあるんだろう?とおもって、ちょっと調べてみたら、体操クラブとして、日本体操連盟に所属している場所が意外にたくさんあることがわかりました。
でも、写真をみると跳び箱とか床に敷かれたマットと体育館というのがふつうのようです。

写真ではわかりにくいのですが、青く単なる床に見える場所の一部は子供たちがとんだり跳ねたりするのを助けるためもあってか、練習のためもあってか、床の上にトランポリンが置かれているのではなく床がトランポリン状になっており、できる限りけがをしないようなつくりになっています。選手層の厚い国はこういう設備も違うのでしょうか??

日本ではスイミングでの体操もそうですが、どちらかというと、礼儀正しさとか、修練といった精神的なものを伝える場であるような気がしたのですが、アメリカは楽しく和やかに…といったかんじで。

双方お国柄がありますけど、精神修養の場があるのはよいことだなあと思うのでした。
# by tinbraun2 | 2012-04-27 23:26 | せいかつ | Trackback | Comments(0)
日本の春と赤さかな
いつも3月末には戻ることの多かった日本だけど、今年は4月までいることで、桜の開花を見ることができた。

桜の開花だけでなく、道端の草も、タネツケバナやオオイヌノフグリくらいしかみられなかったのを、庭の白梅と紅梅が一気に膨らむと同時に山茱萸も黄色の鮮やかさをまして、ああきれいな庭だなあ…と思っていたらば近所で沈丁花が香りはじめ、レンギョウが咲き始めた。そして一気に先週の暖かさとともに、桜がドバっと咲いて、今はもう庭の梅はほぼ散って、山茱萸も色がわるくなり、と思うと、近所ではハナニラが今は盛りを迎えて、ムラサキケマンもきれいに咲き始めている。

日本の春はモンタナと違って、少しずつやってくるイメージだったけど、今年は寒いのが続いたせいか、なんだかモンタナの春のようにドバっときた感じ。
今日の雨が昨日満開だった桜も散らせるか…?
なんだか日本の春の景色が久しぶりだったので、桜が散るのが人一倍惜しい気分がする。

先日のお寺では庭の一画にショウジョウバカマがあいらしい花をつけていた。
昨日は今はもう空き地となっている場所で、かつて家の庭の花として植わっていたのだろう、ラッパズイセンが雑草のはびこる中で勢いのよいオレンジと黄色の派手な顔をこちらに向け、その横にはバイモがいっぱい蔓を利用してお互いを支えあい、負けじと背比べをしていた。

そんな季節が移ろい行く中で、近所の大学生の卒業式があって多くの袴姿が見られたかと思えば、つい先日は同じ大学に、新入生が入ったのがなぜだかわかる、新しさとにぎわいがみられた。
子ザル君が通っているプールのお友達も、幼稚園の入園時期を迎えた。その新しい変化への親も子も持つドキドキ、期待、不安…これってほんとに春ならではの日本の景色だなあ。

アメリカにはランドセルもなければ制服もないところがほとんどだし、おまけに秋が入学式。
最近大学が、秋入学を考えているようだけど、やっぱり春は卒業と入学、別れと出逢いの季節…というのが日本の文化イメージな気がする。サクラと緊張した新入生たち…の景色。

子ザル君もホントは今年からぴっかぴっかの幼稚園生のはずだけど、そうじゃないのはなんだか少しさみしい気がするのは、私がそんなイメージを刷新できない旧体制の頭だから?!

とりあえず子ザル君も、ずっと日本で通っているプールでは、両親と一緒にスイミングを習うコースにはもう入れてもらえず、この4月から一人で先生にならう幼児コース、つまりちょっぴり大人の仲間入り。
最初は級がないのだけれど、進級すると「あかさかな」さんになるときいて、金魚のようなかわいい魚を想像していたらば、先日進級したらばそれはカジキマグロだったのです。


イメージもいろいろ…。
春もそれぞれの春か…?!



# by tinbraun2 | 2012-04-13 19:17 | しぜん | Trackback | Comments(0)
イースターエッグとお釈迦様の誕生日
子ザル君のために夫が買ってきたイースターエッグ作成キット。今までイースターなどあまり意識したことがなかったけど、カレンダーを見ると今日がその日。子ザル君と実はいちどやってみようかと天気が悪くて外に出られなかった先週に作ったのだけれど、今日はそのイースターエッグが各地で活躍する日のはず。

というので、にわか知識だけど、そのイースターを作成した話をアップする前に、このイースターエッグってなになのか?を調べてみて知ったのは、イースターはキリストが十字架にかけられて3日目に復活したというその復活の日。
その復活をお祝いするのに、ゆで卵を食べる習慣があったとか。というのも、マグダラのマリアの中で、『イエスキリストの復活は赤い卵と同様にありえない』という話が出てくるところからきているとか。
この卵のほかにイースターバニーといってウサギもイースターにはつきものだけれど、このバニーが卵をあちこちに隠すということらしく。それらウサギも卵も命の象徴であるとのこと。とりあえず今日はそういうめでたい日なのです。

イースターエッグは最近は面倒だし大量のゆで卵をつくるのではなくて、プラスチックの殻にチョコやキャンディーを入れたものをハントする遊びがアメリカではあちこちで行われているのですが、私たちは実際にこのゆで卵でイースターエッグモンスターを作ってみました。

食紅は錠剤の形で、水にとかし、さらにしっかり卵に色付けする場合にはお酢を加えます。作成中はかなり酸っぱい香りが部屋中を漂いましたが、やはりお酢を入れるときれいに染まりました。
私も子ザル君も、卵の殻の色付けなど初めてのことで、これがなかなか面白かったのです。

その色付けした卵の殻に、一緒についているモビールを引っ付けたり、シールをくっつけたりして顔を作ります。ほんとはもっともっとたくさんの卵を染めていろんなモンスター卵を作りたいところですけど、そんなたくさんのゆで卵をいかに消費するか?ということが課題となり、結局5種類いろんな色で染めて飾りつけをしました。

きょうはそのモンスター卵たちをバニーではなく私がかくして、子ザル君はエッグハント。これがなかなか楽しかったようで、2回ほどエッグハントしたのち、ゆで卵の一部は朝ごはんに食べたのでした。
ちなみにこれはまだ食べる前に撮影した記念のモンスターエッグたち。


我が家でイースターをお祝いしたというわけではないのですが、まあ、そんな復活祭のイベント卵を食べたのち、本日は近くの法然院で開かれた法然院の灌仏会(花まつり)というのに参加しました。というのは、今日は実はお釈迦様のお誕生日だということと、法然上人のお誕生日は昨日だったということでそのお祭りがあったのです。

キリストの誕生日のように、今日がお釈迦様のお誕生ということがあまり知られていないのは、法然院の御坊様いわく「ぼうずがさぼっていたせいで」とのことですが(笑)。でも今日がそこまでめでたい日なのは皆様あまりご存知なかったのでは?(イースターは毎年日にちか変わるので、復活祭とお誕生日が重なる日は何回あるのかわからないのであります)

とりあえず私もどんなものかをよくしらなずに参加した灌仏会ですが、まずはお祝いのトップに稚児行列があり、法然院をお坊様のお経とともに歩くという大役を、子ザル君が果たしたのでした。

行列というからには10名程度の人数はあるのかと思いきや、毎年これくらいのものなのか、はたまた今年がとっても少ないのか、参加者は子ザル君含め2人だけ。おまけに『着付けがあるので行列の30分前にはお越しください』との話だったので、いってみたらば、着付けるのはなんと私!(とってもあたふたしたのでしたが、もうひとりの参加者の付き添いの方々にお手伝いいただいてどうにかこうにか整ったのであります…)
いつもやんちゃくれの子ザル君ですが、さすがにお坊様と一緒に多くの人々が見守る中を歩く間は緊張の面持ちでなかなか笑顔も見せられず。。

稚児行列が終わってその後特別に本堂に入れていただき、生まれたばかりのお釈迦様の像にお花、お香をお供えし、甘茶をかけるという作業は、子ザル君にとっては面白い作業だったようです。

本当は本堂では撮影禁止なのですが、本堂は映らないように撮影するならいいですと、特別の許可をいただいたお釈迦様の像は、法然院の数々の椿で飾られ、実に美しかったのです。

お祭りがおわり、参加者にはお抹茶と鶯餅がふるまわれました。子ザル君は今までの緊張から一気に解放され、大好きなお饅頭をばくばくと食べおわると、堂内を走り回ることに…。

きょうはそんなおめでたくも、日本人らしく、神仏混交の一日でありました。
京都は久びさ暖かくなり、疏水沿いの桜のつぼみもほころび、多くの人でにぎわっています。




# by tinbraun2 | 2012-04-08 20:23 | 文化考 | Trackback | Comments(0)

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